花粉症の喉や皮膚の症状:軽度のアレルギー反応で喉や皮膚に症状がでることもある
- 花粉症の症状と要注意な特徴

鼻腔(ビクウ)は鼻から吸い込んだ空気を加湿する機能を持っています。花粉症(花粉アレルギー)のために鼻づまりが酷くなると鼻で息をすることが難しくなり。ついつい口呼吸をしてしまいます。そうすると、加湿されていない空気を吸い込むことになり、喉(ノド)が乾燥して痒くなったりイガイガ感が出てきたりします。鼻づまりのために睡眠が浅くなってしまい、ストレスが溜まってしまったりすると、お肌の調子も悪くなることもあります。
当然のことながら、花粉による軽度のアレルギー反応が、喉(ノド)や皮膚に生じている可能性もあります。特にスギ花粉症の症状が強いときは、顔も痒くなることがしばしばあり、アレルギー症状のひとつであると考えられます。
アレルギー病での喉の特徴的症状
花粉症(花粉アレルギー)の場合、喉(ノド)の痒み(カユミ)の原因としては、喉(ノド)の入り口にある口蓋扁桃(コウガイヘントウ)という組織でスギ花粉に対するアレルギー反応を引き起こす特殊な免疫(ウイルスや細菌などが体内に侵入した際に、排除して自分の身体を守ろうとする働き)の反応が起きている可能性が考えられます。

他の可能性として、スギ花粉症の症状の一部として、軽度のアレルギー反応が喉(ノド)に生じるために、喉(ノド)が痒くなることもありえます。しかしながら、一般的に言うと、鼻づまりによる口呼吸による喉(ノド)の粘膜の乾燥が、喉(ノド)が痒くなったりイガイガしたりする原因であると考えられております。
また、スギ花粉症などのアレルギー性鼻炎がある人に、たまに見られる病気に「喉頭アレルギー」があります。イチゴ、キウイ、メロン、トマトなどを食べたときに喉(ノド)の粘膜が腫れて、違和感や声がれ、喉の痒み(カユミ)が出現し、時には呼吸困難に陥ることがあるとされています。これは、「口腔アレルギー」とも呼ばれていますが、花粉症(花粉アレルギー)を患うと必ずかかる、というわけではありません。しかしながら、鼻のアレルギーが何らかの形で関与していることは間違いありません。
こうした症状に関しては、耳鼻咽喉科だけではなく、小児科においても、スギ花粉症がほかのアレルギー疾患に与える影響が報告されています。それらの研究の中には、スギ花粉症が何らかのメカニズムによってアトピー性皮膚炎の痒み(カユミ)や湿疹(シッシン)を悪化させることがありうるとする報告もあります。また、明らかな皮膚炎が見られない場合でも、アレルギー体質がある人では、我慢ができなくなるぐらい極端に痒くなってしまう「皮膚掻痒症(ヒフソウヨウショウ)」という病気が起こりやすくなります。花粉症(花粉アレルギー)の症状が始まると、喉(ノド)に痒み(カユミ)が出現することも無関係ではないと考えられますが、その正確な仕組みは、いまだに解明されてはいません。
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