顔面の皮膚にアレルギーが起こっていれば、化おに痒み(カユミ)が生じます。そのような病状のときに化粧をすると、アレルギーによる皮膚の炎症が悪化してしまい、痒み(カユミ)の症状が強まることがあります。こうした理由から、どうしても化粧をする必要がある場合には、可能な限り弱い刺激性の化粧品を用いるようにすることも重要な心がけだと言えるでしょう。
詳細な研究報告に関してですが、化粧をすることによって花粉症(花粉アレルギー)になったり、その病状が悪化したりすることはありません。あるいは、化粧品の匂いの好みが合わないというよううな理由で、気分が悪くなるという人もいるかもしれませんが、そうした現象と花粉症(花粉アレルギー)は無関係なので、花粉症に関しては気にする必要はありません。
また、お化粧をすると、顔にスギ花粉が付着するために花粉症(花粉アレルギー)が悪化し、顔の痒み(カユミ)が強まると主張される方もいるのです。しかしながら、そうした主張に関しては、あくまでも推論に過ぎないものであると考えられます。その理由としては、そうした主張を十分に実証できるだけの客観的な研究報告データが今現在までで存在しないからです。多くの花粉症(花粉アレルギー)の患者さんを診療しておられる耳鼻咽喉科やアレルギー科、小児科などの専門の医師の方々にも、花粉症(花粉アレルギー)の鼻の症状に化粧品が悪影響を与えると主張する研究報告や論文を提示された方は今のところおられません。
◇「花粉症の日常生活の治療・予防法」のページ一覧◇