多くのマスメディア、テレビや新聞、インターネットなどの花粉情報をこまめに調べて、花粉の飛散量の多い日には可能な限り外出しないようにすることが、対策の基本です。加えて、花粉が眼や鼻の中に入らないように、帽子やマスク、メガネを使用しましょう。
現代の住宅の構造は、気密性が高くて、いったん室内に花粉が入ってしまうと、簡単には除去することは不可能です。ですから、花粉が入らないように、花粉の飛散量の多い日には可能な限り窓を開けずに、布団や洗濯物は屋外に干さないようにします。外出から帰宅した際には、まずは服についた花粉を玄関先でよく払って落とし、家の中へと入るようにしましょう。
花粉情報は、テレビや新聞などの大手マスメディアのほか、インターネットなどで収集するのが良いでしょう。しかしながら、花粉の飛散量は、天候に大きく左右される点には要注意です。週に1回だけ情報の更新がなされる場合には、天気予報が外れてしまうと当てにならないことが多いですので、可能な限り毎日情報が更新されているメディアを情報源とするように心がけることも重要です。また、新聞やテレビでは、スギ花粉やヒノキ花粉の情報は詳細に報道されることが多いようですが、イネ科などの他の植物の花粉情報に関しては入手が困難であるようです。しかしながら、耳鼻咽喉科やアレルギー科の医師が、各々の医療機関の所在地付近のさまざまな種類の花粉の飛散上包をインターネットに公開していることがあるので、そうした情報を参考にされると便利かと思います。
イネ科やキク科などの雑草は、日本中どこの街であっても生息しています。これらの雑草は、一版の家庭の庭にもふつうに生えています。知らない間にそれらの雑草の花粉を抗原(生体内に侵入して抗体をつくらせ、アレルギー・免疫反応を引き起こさせる物質の総称)とする花粉症(花粉アレルギー)となっている方もおられます。雑草による花粉症(花粉アレルギー)は決して少ない症例ではなく、予防のためにも除草作業は可能な限り雑草が開花して花粉が飛散する前に行いましょう。もしも、開花してしまっているのであれば、必ずマスクをして除草作業をするよう心がけましょう。当然のことながら、開花前であっても、マスクの着用を心がけ、怪我(ケガ)をしないように注意して作業することが望ましいでしょう。
◇「花粉症の日常生活の治療・予防法」のページ一覧◇