花粉症(花粉アレルギー)とは、花粉に対するアレルギーが原因で起こるアレルギー性鼻炎のことです。花粉症(花粉アレルギー)の主な症状は、水のような鼻汁、くしゃみ、鼻づまりです。花粉症(花粉アレルギー)は、アレルギー性結膜炎をもっとも合併しやすいアレルギー性鼻炎だと言えます。アレルギー性結膜炎とは、アレルギーが原因で、眼の痒み(カユミ)、目ヤニ、結膜の充血や腫れ、異物感などが起こる病気です。
アレルギー性鼻炎は、水のような鼻水、くしゃみ、鼻づまりを三大症状とする鼻粘膜のアレルギー疾患と定義されています。その症状のなかでも、アレルギーの原因となる物質が花粉である場合を花粉症(花粉アレルギー)と呼びます。
ハウスダスト(室内の埃(ホコリ))やダニの死骸(シガイ)が原因のアレルギー性鼻炎は、一年中症状が見られることから、「通年性アレルギー性鼻炎」と呼ばれることがあります。その一方で、花粉症(花粉アレルギー)は、その原因となる花粉が大気中を飛散する季節にだけ見られることから、「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれることもあります。
アレルギー性鼻炎の三大症状は、風邪(カゼ)などさまざまな病気で見られることがあるため、診断や治療の際には、ほかの病気との区別を正確に行なう必要があります。だから、自覚症状だけでアレルギー性鼻炎あるいは花粉症(花粉アレルギー)になったと自分の先入観で決めつけてしまってはいけません。アレルギー性鼻炎あるいは花粉症(花粉アレルギー)の症状は、前述した三大症状(鼻水、くしゃみ、鼻づまり)や、アレルギー性結膜炎のほか、鼻出血を伴うこともあります。鼻出血は成人にも見られますが、どちらかといえば、小児により多く見られる傾向があります。なお、アレルギー性鼻炎は、「鼻アレルギー」と呼ばれることもありますので、覚えておくとよいでしょう。
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