花粉症治療薬を避けるべき持病:持病がある場合には医師の観察と慎重な薬物使用が重要
- 花粉症の治療法・薬物の注意点

前立腺肥大症や緑内障(リョクナイショウ)を既に患っている方では、抗ヒスタミン薬や抗ヒスタミン作用を持ついくつかの抗アレルギー薬および抗コリン薬とステロイド薬は、これらの病気を悪化させるため使用できません。肝機能障害がある人では、抗アレルギー薬をはじめ様々な薬剤が肝機能障害を悪化させることがあり、それらの薬物の使用は慎重に行う必要があるでしょう。特に、ステロイド薬は多くの持病で注意が必要です。
- ステロイド薬:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、高血圧、糖尿病、緑内障、白内障
- 抗アレルギー薬(オキサトミド):緑内障、肝機能障害
- 抗ヒスタミン薬:前立腺肥大症、緑内障
- 抗コリン薬:前立腺肥大症、緑内障
- 麻黄(漢方薬):高血圧
薬物の副作用による持病悪化について
当サイトの「花粉症治療薬の副作用」のページでも説明させていただいていますが、花粉症(花粉アレルギー)や通年性アレルギー性鼻炎(鼻過敏症)に対する治療薬の副作用によって持病が悪化する可能性が高い場合には、その治療薬は使用すべきではありません。
たとえば、ステロイド薬の内服や注射は、胃潰瘍(イカイヨウ)や十二指腸潰瘍(ジュウニシチョウカイヨウ)、高血圧、糖尿病、緑内障(リョクナイショウ)、白内障(ハクナイショウ)などさまざまな病気を悪化させる可能性もあります。したがって、これらの病気がある場合には、使用をしないか、あるいは厳重な注意を払って使用する必要があります。
ほかには、抗アレルギー薬のオキサトミドも緑内障(リョクナイショウ)を悪化させることがあり、使用には非常に慎重な観察が必要となるでしょう。また、漢方薬も、「麻黄(マオウ)」という成分が含まれている場合には、血圧を上焦させる作用があるために、原則的には高血圧がある人には使用しないことが基本となります。
◇「花粉症の治療法・薬物の注意点」のページ一覧◇
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