市販の花粉症治療薬や点眼・点鼻薬:市販薬の使用は症状の悪化を招く可能性も
- 花粉症の治療法・薬物の注意点

花粉症治療薬で市販の内服薬の多くは、抗ヒスタミン薬で緑内障(リョクナイショウ)や前立腺肥大症がある人は内服すべき薬剤ではありません。また、点眼薬はその多くが眼を洗浄する作用を持つ程度で、それほど十分な効果はありません。花粉症(花粉アレルギー)の点鼻薬として市販されているものの多くは血管収縮薬が含まれていますから、長期間にわたって使用していると効果が弱まるばかりか、逆に症状が悪化し「薬剤性鼻炎」を引き起こすことがあります。
市販薬の安易な使用は危険性も
眼の洗浄に関しては、花粉症(花粉アレルギー)の眼症状を軽減するのには有効です。眼科その他の診療科でも、そのことを意識した点眼薬を処方することがあります。こうした薬剤は、手軽に購入できるために、市販の点鼻薬を使用する人が多いようですが、そのために「薬剤性鼻炎」となって耳鼻咽喉科に駆け込む人も少なくないようです。自分で花粉症(花粉アレルギー)だと決め込んで使用したために、さまざまな病気を悪化させてしまう人も少なくないので、自己判断だけで済ましてしまうようなことは避けるのが良いでしょう。
さて、花粉症(花粉アレルギー)時に、眼を洗浄するための液剤と専用容器をセットにしたものが市販されております。一部の眼科医には、そうした市販薬に関して、眼病予防どころか、素人による不適切な洗浄によって違う病気になったり、病気がさらに酷くなったりしてから受診される方もいるので、そうした商品を使用することは避けて欲しいと語る方もいます。また、貼り付けると熱が下がるという商品もたくさん販売されておりますが、そのような商品は実際にはほとんど効果が無いことを確認した医学論文も発表されております。現在は、情報化社会の発達によって、判断を迷わせるようなさまざまな情報が氾濫しています。そんな社会に生きる消費者としては、正確な情報をもとに正しい判断をして商品を購入するという自己防衛策をとることも重要なことだと認識しておいてください。
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