花粉症のレーザー治療:効果の持続期間は半年から2年程度で個人差は大きい
- 花粉症の治療法・薬物の注意点

花粉症(花粉アレルギー)のレーザー治療では、術後2〜4週間かけて自然に粘膜が修復され、粘膜組織の繊維化が起こります。このために、アレルギー反応を引き起こす粘膜の質が変化して鼻水(鼻汁)が減少し、異物の存在を感じる感覚神経が減少してくしゃみが起こりにくくなり、粘膜が縮んで鼻づまり(鼻閉)が改善します。
レーザー治療の効果
花粉症に対するレーザー治療後、4〜6週間後に最も安定した治療効果が見られます。しかしながら、その後は粘膜が再生していくにつれて、徐々にアレルギー反応を引き起こす粘膜が増加していきますから、自覚的な治療効果が持続するのは、だいたい6ヶ月から2年程度でしょう。この治療効果の持続期間は、アレルギー反応の強さやアレルギーを起こす粘膜の再生力の個人差によって大きく異なります。アレルギー反応が強い患者さんの中には、3ヶ月でもとに戻ってしまう方もおられます。花粉症のレーザー治療を行っている大学病院の中には、十分な治療効果を得るために、3〜5回程度繰り返してレーザー治療を行い、その治療効果を公表しているケースもあります。
レーザー治療の術後の注意事項
花粉症のレーザー治療当日の帰宅後の注意事項に関してですが、飲酒(深酒)を控えることがまずは上げられるでしょう。サウナのような刺激のあるものなければ、入浴は可能です。また、治療の当日には、くしゃみが出やすく、翌日以降10日目程度後まで、瘡蓋(カサブタ)のような鼻水(鼻汁)が出やすくなり、鼻水(鼻汁)に血がたまに混ざることもあります。この時期には、鼻づまり(鼻閉)も酷くなります。
また、レーザー治療に関しては、妊婦さんでも施行可能ですが、手術療法に対する精神的な緊張感などによる自律神経失調症の誘発や流産、早産などの可能性も否定できないため、実施していないところが多いようです。
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