花粉症の代表的な治療法:4種類(補助療法・薬物療法・免疫療法・手術療法)を病状で選択
- 花粉症の治療法・薬物の注意点

花粉症(花粉アレルギー)をはじめとしたアレルギー性鼻炎の治療法は、大きく分けて4種類の方法に分類することができます。ここでは基本的な概要の解説を行い、詳細は当サイト内の各ページで詳しく説明していきます。
- 補助療法:原因抗原(アレルゲン)の回避、外来通院での吸入や鼻水(鼻汁)吸引など処置療法
- 薬物療法:化学伝達物質拮抗薬・遊離抑制薬、ステロイド薬、自律神経系作用薬
- 免疫療法:減感作療法(特異的免疫療法)
- 手術療法:レーザー療法など
花粉症治療で重要な初期的な対処療法・治療
花粉症(花粉アレルギー)の症状があっても、我慢しているうちに症状が悪化して、辛抱できなくなってから受診されてくる患者さんは、耳鼻咽喉科でも小児科でも少なくありません。症状が軽い間であれば、抗ヒスタミン薬または抗アレルギー薬の単独療法や、抗アレルギー薬と第一世代抗ヒスタミン薬との併用療法により、症状は十分に改善します。
しかしながら、かなり病状が深刻化した後で受診された場合、かなり強力なアレルギー治療が必要となり、セレスタミンというステロイドを含む薬剤から治療を始めざるをえないことが、成人ではよく見られるのです。乳幼児(乳児期と幼児期で生後0日から小学校就学までの子供)でも、年長児では、セレスタミン投与をごく短期間に限ってやむを得ず使用することもあるようですが、昨今では、子供には使わない医師の方が多くなっています。乳幼児の場合には、ステロイドを飲ませることは好ましくないため、治療が非常に困難となります。こうしたことから、花粉症(花粉アレルギー)の症状が出始めてから、可能な限り初期的な病状のうちに治療を受けることが重要です。数年前から、予防的治療の重要性も言われるようになっています。アレルギー治療は、対応が早期であればあるほど治癒(チユ)しやすいですので、我慢せずに対応するようにしましょう。
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