マロリー・ワイス症候群とは、マロリー医師とワイス医師という二人の医師によって発見されたことが由来となって、こうした病名が付けられました。嘔吐(オウト)を繰り返すうちに食道と胃のつなぎ目が裂けて潰瘍(カイヨウ)になり、血管が破れて出血するものです。自然に出血が止まれば大丈夫なのですが、なかには血が止まらずに内視鏡で止血しなければならないこともあります。こうした症状が出た場合には、なるべく早めに医療機関に行って受診してください。
また、出血がおさまっても、1年以上内視鏡検査を受けていなければ、念のために検査を受けてみてはいかがでしょうか。たまたま受けた検査で、偶然に胃潰瘍(イ・カイヨウ)や胃ガンが見つかるのは、よくあることです。健康なときは忙しく、なかなか検査に行かれないものです。心配なことがあるときは、検査を受けるチャンスと考えると良いでしょう。