お腹に来る風邪(カゼ)はウイルス感染が原因です。冬場に多いのは、ノロウイルスやロタウイルスなどです。吐いている時や吐き気が酷い時には、食事は控え、安静を保ち、暖かくして身体を休めます。
下痢(ゲリ)をしているからと水分を控えてしまうと、脱水症状を起こす恐れがあります。吐き気がおさまったら、塩分を含んだスポーツドリンクなどで水分を摂りましょう。この場合、冷蔵庫から出してすぐに飲むと、冷たすぎて胃腸に強い刺激になるので、常温にしてから飲むようにします。
痛みがひどく、吐き気で水分も摂れない状態なら、なるべく早く医療機関にかかり、点滴をしてもらいましょう。
家庭内での二次感染を防ぐことも大切です。嘔吐物や便の中には菌やウイルスが混じっているので、そこから感染しないように気を付けます。まず、嘔吐物を片づける時は、素手で触らず、ゴム手袋をつけ、ビニール袋に入れて、口はシッカリ結んで捨てるようにします。
トイレの手ぬぐいなどは共用せず、使い捨てのペーパータオルなどを使います。入浴できるようになっても、しばらくは家族で一番最後にし、湯船に入る前には必ずお尻をきれいに洗ってから入るようにします。
「ノロウイルス」とは?
食品を媒介とする食中毒と人から人に感染して感染性胃腸炎を起こす2つの顔があります。下痢(ゲリ)、嘔吐(オウト)、腹痛が主な症状で、冬季に流行します。子どもや高齢者では重症化することがあります。
「ロタウイルス」とは?
冬季に流行するウイルス性腸炎の原因となります。下痢(ゲリ)、嘔吐(オウト)、脱水などの消化器症状と発熱症状などの全身症状を伴ないます。